ワンピースを着たい

ワンピースを着たい。

ふわ〜ってスカートの裾揺らしたい。

振り返ったらパッと開くような、ワンピースが着たい。

 

ワンピースだけじゃない。

袖がホワッとした白いやらかいブラウスとかも着たい。

無造作に崩されたハーフアップもしたい。

 

ここまで読んだこのブログの民たちは総じて「着ればええやん」「ハーフアップ、すればええやん」って思うやろう。

考えてくれ、そんな簡単なことなら最初からブログになんかせん。

 

クローゼットの中にはそんな願いたちを叶えるためのワンピースが5、6着ある。

 

そしてその者たちは、何度も何度も袖に腕を通され、家を出るギリギリで「いや、やっぱなんかちゃう!」とベッドへ脱ぎ捨てられてきた。

 

そう、「なんかちゃう!」ねん。

鏡を覗くと、ワンピースだけがどうしても浮いてくる。顔がどうしても、「着せられちゃってます。」と言うてるように見えてくる。自分の顔やのに。

体からも、「すんません、こんな感じで…」って申し訳ない声が聞こえてくる。自分の体やのに。

 

 

 

街行く人々を眺める。

ワンピースをどうしても着たいあたしは、ついついワンピースを着てる人をすぐに見つけてしまう。

 

花柄!ふわふわ!シフォン!

なんで?なんでそんなにさらりと何の違和感もなくみんな、「はい、ワンピースです。」って感じで着れるの?

 

日々、疑問は募る…。

あたしはただ、ワンピースを着たい。